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ご挨拶 国本女子中学校・高等学校 校長 島野 英一


利他に生きる。 ひと善かれかし。

人は人によって支えられている存在であり、事実、この世に一人で生きている人はいません。私たちの心には、もともと「自分だけ良ければいい」と考える利己の心と、「自分のことより世のため人のために尽くす」と考える利他の心があります。 国本学園を創立された有木春来先生の教育理念の根幹にあるのは、「ひと善かれかし」という利他の心です。

仏教で言えば、「慈悲の心」であり、キリスト教では「愛する心」だと思います。なかなかこうした境地になることはやさしくはありませんが、自分のことより人のために尽くしたいと思う気持ちであり、これこそ与えることは得ることなのだと思います。もし自分だけ良ければいいという思いがあるなら、まわりの人の協力も得られず、挫折してしまうでしょう。「ひと善かれかし」と願う邪心のない美しい思いにこそ、まわりはつき動かされ、成功へと導かれるのです。 お預かりするお嬢様お一人おひとりがそうした国本らしさを育まれるよう願っています。