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小林省三校長と英語教育

校長は小学生から大学生までを対象に長年英語教育に携わってきました。海外での教育経験も6年間あります。グローバル化時代を生き抜く子どもたちに、国際コミュニケーション能力(主体性、自己決定行動力、共生)を身に付けさせることを目標としています。これまでの英語教育の集大成として、全身全霊で務めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

【小林省三校長の主な経歴】

1950年広島県呉市生

広島県私立広島工業大学付属広島高校、公立中学校英語科教師

29歳で東京都公立小学校教員(校長)に転身。品川区、千代田区、港区、台東区等歴任

文部科学省在外教育施設に6年間派遣:

・ナイジェリア ラゴス日本人学校教諭

・オーストラリア QLD補習校校長(ブリスベン・ゴールドコーストキャンパス)

西武学園文理小学校(副校長英語科主任)

江戸川学園取手小学校(副校長英語科主任)

淑徳大学教育学部講師(英語科指導法を通して小中高校英語教員養成)

20174月から国本小学校校長

大学院修士課程で「特別支援教育外国語活動」を実践研究いたしました。著書には『特別支援教育と外国語活動』(教育出版)ほか多数あります。

 


2018年 1クラス・英語教師3名によるきめ細かな授業

2018年、他校には類を見ない英語授業が展開されています。ネイティブスピーカー(英国)教師にベテランの日本人英語教師2名が指導します。1クラス英語教師3の指導は本校独自の指導体制です。2020年文部科学省は英語を教科として、全国の公立小学校で推進します。でもご安心ください。国本小学校は1年生から教科「英語」として実施しています。かつ、全クラス3で指導することにより個の英語コミュニケーション力に応じて手厚く指導いたします。

  

 

ベテラン英語教師陣3名によるチームティーチング

児童のコミュニケーション能力を徹底的に引き出す英語授業です。ジェーン先生、小坂先生、渡辺先生の3名が各クラスに入り、チームで迫力ある英語授業を展開します。

  

2018年 新・英語検定合格講座(級数別指導)で実力アップ

「英語検定合格講座」を改革しました。新たに個に応じた級数別指導をいたします。英語検定は児童の英語総合力を付けることや、4技能習得に適しています。将来の大学進学の際にも有効な民間試験の一つでもあります。6年生卒業までに3級を目指しますが、中には2級に挑戦している児童もいます。今年度、オーストラリア留学経験のある優れたアシスタントティーチャーを迎えました。

 

校長とアシスタントティーチャーによる英語検定 級数別指導

アシスタントティーチャーはオーストラリア留学で生きた英語を学び、20183月に帰国、TESOL(英語を母語としない児童に英語を教える指導者の資格)を持っています。「子どもたちが卒業までに英検3級合格!」を合言葉に、校長と共に指導して参ります。
 
 

 

 

国際性を培うオーストラリア海外研修

国本小学校の英語教育は「優れた英語授業」「英語検定合格講座」そして「オーストラリア海外研修」でワン ユニットと考えています。20173月に実施したオーストラリア海外研修は多くの実績をあげました。今年はオーストラリア クイーンズランド州の州都ブリスベンでホームステイをしながら生きた英語を学びます。現地提携校「ヒルズ学園」での交流を2日として昨年より1日多くとります。818日(土)~24日(金)まで実施します。オーストラリアは冬ですが、とても過ごしやすく温暖です。
 

2017年度 オーストラリア海外研修参加児童の感想文

1回オーストラリア海外研修参加児童による帰国後の感想文です。グローバル化する日本、海外での異文化体験やこれからの生き方などをしっかりととらえています。

※原文のままです。


Sorry!?

                                                  参加当時3年生 C. K.さん

 

私は、春休みにオーストラリア海外研修に参加しました。この研修の話を聞いた時から、私は絶対この研修に参加したいと思っていました。実は、私は今まで海外へ行った事がなく、外国の暮らしや文化を体験してみたかったからです。また、普段勉強している英語が外国でどれくらい通じるか試してみたかったのもありました。行くことが決まってから出発の日まで、校長先生からは沢山の英語を学び、とても楽しかったです。

家でも、オーストラリアの気候や貨へいについて色々調べるなど、オーストラリアについてまなびました。向こうで英語を使うと思うと、普段の英会話スクールの授業にも身が入り、とても楽しく感じました。研修の日がとても楽しみで、一日千秋の思いでした。

322日、いよいよ私はオーストラリアに出発しました。飛行機の中からオーストラリアの事で頭がいっぱいで、とてもワクワクしていました。ブリスベンに着くと、東京に比べ道路がすいており、緑が多く、ゆったりとした気持ちになりました。気候も暖かくみんな半袖で歩いていたので、夏にタイムスリップしてしまったようでした。地球の場所によって気候が変わることは知っていましたが、実際体験してみると面白いです。また、時刻もオーストラリアの方が1時間早いので、それも不思議な感じがしました。先生にスーパーに連れていってもらうと、商品の大きさが大きくてびっくりしました。大きなボトルのジュースや、日本では見られない、大きくて太いハムが並んでいました。

ミートポイントに行くと、ホストファミリーのマム、カトリーナ(娘)が迎えに来てくれていました。英語があまり得意ではないので、うまく話せるか少し不安がありましたが、カトリーナが明るく優しく話しかけてくれたので、とても安心しました。カトリーナの家に着くと、あまりにおうちの大きさにおどろきました。敷地の中に牧場があり、馬が普通に歩き回っていました。他に牛や鳥、カンガルーまでいました。カンガルーは、2匹でけんかをしていて、笑ってしまいました。まるで、遠足で行った「子どもの国」におうちがあるようです。また、お庭には池のようなダムがあり、馬が水を飲みに来ていました。あまりにスケールの大きさに私はおどろきました。

カトリーナのおうちには4人の姉妹がいて、私は特に下の2人のシエナ、エボニーと遊びました。シエナは私より3歳上のお姉さんで、とても優しく頼りになります。かくれんぼうやすごろくに誘ってくれ、とても楽しかったです。エボニーは明るく、一緒に遊ぶととても楽しいです。年も同じで気持も合いました。マムのカトリーナもとても明るく、食事の時はおいしい物をたくさん出してくれました。オーストラリアの食事はもしかしてあわないかもしれないと不安だったのですが、そんな心配はいりませんでした。特にポテトとニンジンのグラタンは、とてもおいしく、大好物になりました。

ファームステイ3日目には、おうちに近所の人が集まり、クリケットをしました。とても楽しかったです。エボニーがみんなに私を、“Chihiro is good English.”と紹介してくれたことがとても嬉しかったです。

4日目には、ヒルズ学園に行きました。学園がとても広かったのでおどろきました。授業にも参加し、先生が本を音読してくれたのですが、英語が聞き取れませんでした。ファームステイ先では、ホストファミリーのみなさんが分かりやすく気づかって話してくれていたんだなあと気付かされました。今回は聞き取れなかったけれど、また来た時には英語力をつけて、授業が分かるようになりたいという意欲がわきました。

学校生活でびっくりした事は、午前中にモーニングティーがあった事です。国本小学校にもあったらいいなあとうらやましく思いました。他にも色々な発見がありました。体育の授業は、国本小学校で普段している線鬼と折り返し運動に似た運動をしました。オーストラリアも日本と同じような授業をしていると思うと、面白かったです。

また、算数は、角度の勉強をしていました。3年生の3学期で、ちょうど角度の勉強をしていたので、興味深かったです。英語での角度の言い方は独特で、そういった所が学べて良かったです。なんと日本語の授業もありました。先生が日本人で、とてもほっとしました。

 オーストラリアで日本人に会うと、本当に安心します。オーストラリアでは、自分が外国人なのだなと実感しました。1日体験入学させていただき、日本とオーストラリアの学校の似ている所と違う所が分かりました。最後には、バディー(お世話係)のサラと写真を撮ってもらい、修了証をいただきました。

最終日は、先生達とJTBのマサ子さんと観光をしました。道路を走っているバスは長く、とにかくすべてが大きかったです。車で走っていると木がたくさん生えていました。マサ子さんが木の80%がユーカリの木だと教えてくれました。さすが、コアラのいるオーストラリアだなあと思いました。

動物が木に合わせているのか、木が動物に合わせて生えているのか、自然はおもしろいです。いろいろ興味深かったのですが、私はアボリジ二文化学習が心に残っています。アボリジニーのみなさんと一緒に踊った事が面白かったです。踊っている時は、動物のような不思議な掛け声をあげているのですが、踊りが終わってお話してくれる時は、普通の声に戻る様子が不思議でした。何より、オーストラリアにアボリジニーという先住民がいたという事を知り、文化を体験できたことが、とても興味深かったです。日本に帰ったら、日本の北の先住民、アイヌの人たちの歴史や文化についても調べてみたいなと思いました。

私は、この1週間のオーストラリア海外研修でたくさんの事を学びました。私にとってとても貴重な体験になったと思います。研修では3年生の安岡君、天満君、5年生の宮代君、菊池さんと1週間行動を共にし、とても仲良くなれました。みんなと居るととても楽しく、5年生は優しくて頼りになりました。特に菊池さんは、ホームステイ先が一緒でたくさんお話をしました。私には弟しかいないので、お姉さんが出来たみたいで嬉しかったです。

また、先生方には外国が初めてで不安だったところを沢山助けていただきました。先生方がホームステイ先に訪問してくれる日は、朝から待ち遠しくて、いつ来てくれるかずっと玄関が気になるほどでした。先生方が現地の人と会話をしているのを見て、とても格好良いなと思いました。私も英語の勉強をして、先生のようになりたいとお話しできるようになりたいです。

今回の研修で私が一番感じた事は、とても不自由だったという事でした。少しぐらい日本で英語を勉強していても、向こうでは言いたい事の半分も伝えられませんでした。また、食事も美味しかったのですが、やはり帰ってきて食べた日本の食事はいつもよりとてもおいしく感じました。でも、言葉が通じないという不自由を感じたからこそ、英語をもっと身に付けて、海外でもう1回自分を試してみたいという意欲がわきました。また今回、外国から日本を見て、日本の食事や文化の良さも知る事ができました。私にとって、この7日間は発見の連続で、貴重な体験でした。

帰国の次の日、習い事でお友達にぶつかってしまったので謝ろうとすると、とっさに“Sorry!”という言葉が出てしまいました。自分でも意識せずに英語が出てしまったことに事におどろきました。家に帰って、その話をすると、みんな笑っていました。「1週間といった短い期間だったけれど、しっかり英語が身に付いたんだね」と言ってもらえ、なんだかうれしかったです。いつか、もっと自然に英語が沢山でるように頑張りたいと思います。

 


英語教育のプロフェッショナルによる授業

 英語を母語としない国や地域で、英語4技能と言われる「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の力を培うことは容易ではありません。英語を学ぼうとする子どもたちの学齢や特性を生かし、学習意欲を高める授業展開が求められます。国本小学校では児童英語教育のプロフェッショナルがいます。日本人英語教師とネイティブスピーカー(英国)教師によるティームティーチング(協力授業)による優れた授業を展開しています。
 

校長による英語検定受検から合格までの指導

 校長は海外の日本人学校校長(文部科学省派遣)として学校を立ち上げたり、小中高大学生への英語教育の実践をしたりしてまいりました。子どもたちが世界を舞台に活躍するために必要な能力を身に付けることを願い、“Joy of Learning”(学ぶ喜び) “ Joy of Teaching”(教える喜び)の精神で、英語授業に積極的に関わってまいります。その成果として英語検定受験合格で味わわせてまいります。
 

英語コミュニケーション力を育む小中高英語一貫教育

 国本小学校では創立時から伝統的に英語教育を実践しています。2020年新学習指導要領(文部科学省)実施に先駆けて英語授業時間数増を行います。2017年度から国本小学校では、英語テキスト“Let’s Go4th Edition1~6(オックスフォード大学出版)で学習いたします。英語を母語としない英語学習者にふさわしい構成内容であり、世界的に評価の高いものです。CDも付いて家庭学習もできます。そして、国本小学校・国本女子中学校・高等学校との接続を重視し、12年間英語学習のシラバスを作成し、英語コミュニケーション力を育みます。
 
・全学年で使用しているテキスト‘‘Let's Go’’4th Edition1~6(オックスフォード大学出版)  (写真左)
・英語の絵本も充実しています。(写真右)

国本イングリッシュ メソッドの開発

 英語は、コミュニケーションを図るためのツールです。将来にわたって、子どもたちは様々な場面で英語を通して自国以外の人々とコミュニケーションを図り、友情を深め、限られた地球資源を共に大切にしていく力が求められています。国本小学校の英語科は基礎基本となる音声、文構造を中心として学んでいます。加えて、他教科にも英語を使って学習はできないかと模索しています。それがKunimoto English Method(国本イングリッシュ メソッド)です。
 体育科で英語を交えて授業を実施しました。45分間のほとんどを英語で通しましたところ、母語での授業はHearing(なんとなく聞いている)になることが多いのですが、英語での授業はListening(集中して聴く)となりました。授業効果は計り知れません。言語学の世界にinput/output理論があります。英語をシャワーのように子どもの脳へ伝えることにより、英語で考え話す力を付けていきます。
 

CLIL(内容言語統合型学習)の実践

CLILとはContent and Language Integrated Learningの略です。一般教科を英語で実施し、教科の内容と英語力を高めるための教育法です。近年、英語力を高める指導として研究が行われています。瀧場 進教諭は理科指導のベテランです。
6年「生物どうしのつながり」(食物連鎖)でCLILを実践しました。ネイチャーゲームといった体験活動を通して楽しく食物連鎖について英語で学びました。

指導のポイント

生態系の変化の様子をシミュレーションするソフトウェアがあります。生態系内の生物が絶滅しないよう、繁殖や成長、捕食などの条件を上手く設定するのが面白さを取り入れ、食物連鎖の仕組みをゲーム感覚で学ぶことができます。本時のネイチャーゲーム「キツネ・ウサギ・葉」と目的が同じです。「ネイチャーゲーム」とは、米国のナチュラリストであるジョセフ・コーネル氏の考案した自然体験のゲームです。さまざまな感覚で自然を感じ、心と体で直接自然を体験することによって、自然界のすべてのものがつながっており、自分もそのつながりの一部であることに気づくようになっています。理科室と広い校庭で可能な限り英語で指導しました。

使用した英語

英語で話します。I will speak in English in this class.

食物連鎖を学習しましたね。You learned about the food chain.

「キツネとウサギと葉」というゲームをします。You will play " a fox, rabbit and leaf game.

3つの役に分かれます。You are divided into three roles.

1班と4班はきつねです。Group1 and 4 are foxes.

赤い帽子をかぶりなさい。You’ll wear red caps.

2班と5班はうさぎです。Group2 and 5 are rabbits.

白い帽子をかぶりなさい。You’ll wear white caps.

3班と6班は葉です。Group3 and 6 are leaves.

帽子を脱いで手に持ちなさい。You’ll hold your caps in your hands.

やり方を説明します。I will explain how to do it.

葉はフェンスに沿って並んで立ちます。Leaves stand side by side along the fence.

葉は植物だから動きません。Leaves are plants so you cannot move.

ウサギはキツネから逃げます。The rabbits run away from the foxes.

キツネはウサギを追いかけてタッチします。The foxes chase the rabbits and try to touch them

タッチするのは食べたという意味です。If the rabbit is touched, it is eaten.

ここで質問です。Here's a question.

タッチされたウサギはどうなりますか。What happens to the touched rabbit?

タッチされたウサギはキツネに変わります。The touched rabbit changes to a fox.

キツネが増えるのです。The number of foxes will increase.

ウサギは逃げながら葉をタッチします。The rabbits touch the leaves while escaping from the foxes.

タッチされた葉はどうなりますか。What happens to the touched leaves?

タッチされた葉はウサギに変わります。The touched leaves change to the rabbits.

制限時間は1分です。The time limit for one round is one minute.

もしキツネが制限時間内に何も食べられなかったらそのキツネは死にます。

If the foxes cannot eat rabbits within the time limit, the foxes will die.

死んだキツネは土に還り肥料になります。The dead foxes will become compost for the soil.

食べられなかったキツネは葉になります。A fox who could not eat rabbits will be leaf.

葉を食べられなかったウサギは葉になります。A rabbit who could not eat leaves will be leaf.

靴を履き替えて運動場に集合しなさい。Put on your shoes and gather at the playground.

準備運動しましょう。Let's exercise to warm up.

笛の音で終了です。The game is over when you hear the whistle sound.

私の周りに集まりなさい。Gather around me.

今、キツネ役の人は立ちなさい。Now, the foxes stand up.

あなたはウサギを食べましたか。Did you eat any rabbits?

人数を数えます。I count the number of foxes.

なぜこのゲームはうまくいかなかったのでしょう。Why didn't this game work?

どうすればよくなりますか。How can you get better?

 

国本小学校英語授業実施時間数

※毎年授業時数を増やして児童の英語コミュニケーション力を付けてまいります。

 

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2016年度

1時間

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2017年度

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2018年度

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2019年度

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英語絵本の読み聞かせでリスニング力アップ!

リスニング力は英語4技能を育むために最も大切な力です。国本小学校では低学年から絵本の読み聞かせで鍛えています。この日は、“David Goes to School.”By David Shanon『デイビッド がっこうへいく』を英語科教師と読書担当の教師二人でおこないました。子どもたちの感想は「おもしろかった。」「日本語でもわかるからいいな。」「英語で何を言っているかすこしわかりました。」などなど。これからも継続していきます。

 



 

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